2014-05-06

Exhibition view / L'INVITATION AU ROYAUME DE MARGOUILLAT

L'INVITATION AU ROYAUME DE MARGOUILLAT
/ Café des Arts chez Carine








February 14 - 28, 2014
Café des arts chez Carine

L'INVITATION AU ROYAUME DE MARGOUILLAT


ベナン滞在中に制作した作品を展示しました。Café des arts chez Carineというコトヌー市、フィヂロセ地区にあるアートカフェ。展覧会を開くようなスペースがあまりないベナンで、ここは珍しく白い壁の展示のための場所がありました。作品を展示するにあたり、せっかくベナンに滞在して制作した作品を展示するのだから、多くの地元の人に見てもらいたいと思い適した場所はないかと探し見つけたところでした。高級エリアではなく、外からも覗ける環境で、いつも何かと若者が集まって活気のあるところ。外からでもフラリと気軽に立ち寄れる感じのところ。ちょうど私が展示した時はここのアートカフェの2周年記念祭と期間が重なり、大きなイベントも同時開催されていてラッキーでした。

展覧会初日にはオープニングレセプションを開きました。自分ができた展覧会の告知なんてささやかなものでしたが(DMや告知なども住所がないため、自分で手渡しで配った。1日駆けずり回って7〜8件程度だった)なぜだかわからないけれど、たくさんのベナン人が訪れてくれて休む間もなく『この絵の意味を説明してくれ』『これは何なのだ?』『これはどうして・・・』と次々に引っ張られ、4時間程のオープニングレセプションが終わる事には脱水機にかけられたみたいに精魂尽き果てました。
毎度毎度ここでのオープニングはこのように盛況なのかと思いきやそうではないらしく、こんなに人が集まったのは初めてだとアートカフェの人々も驚きとともに満足そうな顔をしてくれて、今でもなぜあんなにも人が来てくれたのか、どのように展覧会情報を知り得たのか、謎です。



上:オープニングの様子

左:ベナンのアーティスト『Romuald Hazoumè』(ロミュアルド・ハズメ)
コロンビアでのビエンナーレ展示帰りにも関わらずオープニングに駆けつけてくれた。彼と共に、ベナンを代表するアーティストたちが来てくれて、小国ならではの人脈とはいえ本当にうれしかった。
ちなみに展示したCafé des Arts chez Carineの横のアパートには、Dominique Zinkpè(ドミニーク・ジンクペ)という勢いのある売れっ子ベナン人アーティストが住んでいる。その隣人ジンクペも来てくれた。
ベナン人アーティスト達はみんな特徴が強く、ちょっと変。でも素直な心を持った人たちだった。特にハズメには感激した。親分と王様と少年が同居しているみたいな人だった。